日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2024.04.04
戦場ヶ原周辺歩道状況(湯滝~赤沼間)

最近お問い合わせの増えてきた戦場ヶ原周辺の歩道について、湯滝から赤沼までの状況を確認してきました。

スピード命!の情報ゆえ、ざっくりあっさりとなりますのでご容赦ください。

 

先に結論を言ってしまえば、今の状況は…

「歩けるけれど積雪の残る区間も多い。スリップ等に気を付けて多少時間に余裕をもって歩いていただきたい!溶けた雪面、露出した地面のドロドロの具合から言えばスニーカーでは少々不安(ぬれる、汚れるを覚悟する必要あり)、ハイカットのトレッキングシューズがあると良いのでは」といったところ。詳しくは以下をご覧ください。

 

歩いたのは地図上のコース、状況は場所ごとにお伝えしますので地図と照らし合わせつつご確認を。

なお、今回の起点である湯滝の駐車場は現在冬季閉鎖中でトイレも使えません。

こちらを管理している自然公園財団日光支部によると駐車場とトイレについては4月20日(土)から使えるようになる予定とのことですが、今後の雪などの状況によっては変更になるかもとのことです。ご注意ください。

■湯滝~小滝コース

売店付近、観瀑台周辺は地面が出ているところも多いのですが、小滝コースに入ると随所に雪が残ります。

踏み固められた雪の表面が溶けてぐずぐずになっており、トレースを外すと20cm程度ズボっとなる場面も…

階段やスロープ部分に雪がある場合はスリップ・転倒にご注意ください。

 

■迂回路

森の中の土道部分、泉門池までのこの道の大部分は雪が残っています。

ごくごく一部、地面が出ているところはドロドロになっている状態です。

 

■泉門池~青木橋

所々木道上に雪が残ります。多少起伏がある区間なので、下り坂はご注意を。

 

■青木橋~赤沼分岐

ほぼ全面雪はなし。安心して歩行できます。

なお、写っている2名は今年度入社のフレッシュな自然解説員。

近々このブログでもデビューすることになると思いますのでお楽しみを。

 

■赤沼分岐~赤沼

200m程度の区間ですが、ここが一番大変かもしれません。

溶けた雪がシャバシャバで水たまりになったり、雪が無い場所もかなりぬかるみになっています。

上手く避けて歩ければ少しましだけど…といったところ。

 

現状はこんな感じです。

今後は雪の量は減る、ぬかるみも次第に乾く…といった方向へ変化してゆくことになりますが、天候や気温などの条件で良い状態と悪い状態をいったり来たりする季節ですので、当面はあまり楽観視せずに装備など諸々ご準備の上、春先の戦場ヶ原をお楽しみください。(仲)

追記:戦場ヶ原でもウグイスが鳴き始めました。春ですよ!