今回は中禅寺湖北岸を歩いてきました。
中禅寺湖北岸は、中禅寺湖を横に見下ろしながら森の中を歩く自然を楽しめるコースになっています。
紅葉はほとんど終わっていましたが、山の陰になっている場所や湖の湾のように窪んでいる場所では、まだ紅葉が残っていて楽しめる場所もありました。
カエデ類の赤とブナのオレンジ、ミズナラの黄葉が入り混じり、日差しが差し込むと幻想的です。
ご覧になられる際はお早めにお越しください。
紅葉以外にも晴れて気温が上がっていたので、この時期に活動する昆虫や冬眠前の昆虫にも出会え、楽しむことができました。
そんな昆虫たちを観察するのにオススメな場所があります。
それは・・・
歩道沿いにある木の手すりです。
なぜオススメかと言うと手すりには木の上から落ちてきた幼虫やクモがよじ登ったり、手すりに付いた動物のフンに集まる昆虫、それらを食べる昆虫が集まります。
普段木の葉や枝に隠れて観察するのが難しい昆虫も手すりの上でじっくりと観察することができます。
今回は落ち葉の中で冬眠するために樹上から降りてきたカメムシや冬に活動する蛾を観察することができました。
生き物や紅葉に気を取られてしまいがちですが、遊歩道では枯葉が多く積もっていて、階段や木の根を覆っている場所が多くあります。
遊歩道の脇も斜面になっている場所もあるので、歩かれる際は足元に気を付けてハイキングをお楽しみください。
本格的な冬が訪れる前の奥日光では寒さに負けずに活動する小さな生き物が沢山います。
一生懸命に活動する小さな生き物たちに是非会いに来てください(しゅんか)