奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
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今朝の天気は曇り、気温は-3℃。(8:00時点)※下記の情報は12月11日(水)時点のものです。
12月に入り気温がぐっと下がった奥日光。雪が積もる日も増え始めて、いよいよ冬が力を入れてきたな!と感じます。
積雪量が増えると、閉鎖されてしまう道も出てきます。
今回行った湯ノ湖を一周する遊歩道もその一つ。今期のラストチャンスを逃すまいと思いぐるっと歩いてきました。
路面状況としては、遊歩道と湖の境目がわからなくなるということはなかったのですが、多いところで10cm程の積雪があり、日の当たるところでも凍結していたり滑りやすい道になっていました。
今回はチェーンスパイクを使用して転倒や滑落に気を付けながら湯ノ湖の冬の自然を楽しみました。
冬の湯ノ湖といえばバードウォッチング!
段々と水鳥達も続々と渡ってきています!
道中ではヒドリガモをはじめとしたカモの仲間や、カワアイサ、オオバン等の冬鳥たちを発見!
観察はこれから厳冬期になり、湯ノ湖の湖面が凍って狭まるときがオススメ!今から待ち遠しいですね。
水鳥達ももちろんですが、今の時期で私が一番オススメしたいのは「霜柱」
関東随一の寒さを誇る奥日光にできる霜柱は特大!湯ノ湖周りにも、踏んでも壊れないほど頑丈なものができるのですが、私が推すのは足元ではない場所にできるものです。
湯ノ湖周回歩道の山側には、目線の高さで足元と同じ地面を楽しめる斜面があり、ところどころには木の根の下の空洞をのぞき込める場所があります。そこにできる霜柱がまるで鍾乳石のように見えるんです!
ひっそり隠れるような場所にあるから、壊れずに美しく成長するこの霜柱。この後雪が深く積もると埋まってしまい見られなくなってしまいます。初冬限定、森の鍾乳洞をぜひ一度ご覧ください!
初めにもお話しした通り、これから先、積雪量が増えると湯ノ湖周回歩道は通行止めになります。
現状、歩道と湖の境目がわからなくなることはなかったのですが、吹き溜まり等多いところでは10cm前後の積雪もありました。
スノーブーツ等寒さ対策はもちろんのこと、スパッツ、チェーンスパイクのようなすべり止めといった足元の装備もしっかりとしてお楽しみください。
(輪)
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