今回は小田代原を一周してきました。
寒波の影響で奥日光ではこの冬かなりの積雪量となっています。
その影響を小田代原もしっかりと受けているので、木道はご覧の通りになっていました。
木道と湿原の境目がわからなくなっています。
木道上はトレース(踏み跡)が続いているのでそれを頼りに周回するの無難です。
トレース上は踏み固められているので問題なく歩けますが、少しでも踏み外すと
膝上まで埋まりますのでご注意ください。
また、この積雪によって歩道が高くなっていることによって
無雪期には気にならないような枝が頭上の高さまで近づいています。
足元だけではなく頭上にも気を付けて散策してくださいね。
一方で、木の枝が目線の高さに近づいているので
ズミのドライフルーツや
マユミの殻など枝先についているものを観察しやすくなっています。
その中でも一押しはこちら
シラカバの花芽です。
あと一か月もすれば、画面中央の細長い部分が垂れ下がり花粉を飛ばすようになります。
雪が多く、寒さも厳しいこの冬ですが着実に春へと進んでいるのを感じました。
ぜひ、小田代原を散策する際に自然の細やかな部分にも目を向けてみてくださいね。(福)
装備+歩道状況
木道上は圧雪となっているためそれほど滑りませんが1002号線上は凍結している場所もあるためチェーンスパイクがあると安心です。また、この後の天気予報では気温上昇の予報が出ているため、歩道状況が大きく変わる可能性があります。