今回は赤沼から小田代歩道を通って小田代原を一周してきました。
先日からの雪で歩道上には新たに雪が積もっていました。
情報収集中も湿った雪が降り続いていましたが、そんな中でも活発に活動している動物たちに出会えました。
小田代原を歩いているとサルの群れに遭遇!
そんなサルたちを観察していると、可愛らしい行動を見ることができました
1つの倒木の上で子ザルたちが身を寄せ合うように集まっていました。
おしくらまんじゅうの様に集まって丸くなっている姿は疲れが吹き飛びくらい愛らしく、雪上を頑張って歩いた甲斐があります。
サル以外にも小田代原の歩道上では、雪上である生物が密集している場面に遭遇出来ました。
ある生き物とは・・・こちら!
正体はトビムシと言う数ミリ程の小さな生き物です。
写真のゴマ粒のような点々が全てトビムシです。
名前の通り、腹部にある跳躍器と呼ばれるバネ状の器官を使って、大きく飛び跳ねることができます。
積雪上で密集しているところをたまに見かけますが、なぜ雪上で集まるのかはわかっていないそうです。
天気がすぐれない中でも生き物たちの愛らしい姿や不思議な行動に出会えるかもしれません。
まだ、雪が降る奥日光で寒さに負けずに活動する生き物の姿を堪能してみてください。
今回歩いたコースの大半が積雪に覆われています。
赤沼から小田代歩道では、踏み固められている場所もありますが、少しでも外れると膝丈くらいまで沈む場所が目立ちました。
小田代原の歩道上でも20㎝近い積雪が目立ち、少し溶け出して滑りやすい場所が多くあります。
歩かれる際は、スノーシューやチェーンスパイクなどの装備を忘れずにお越しください。(しゅんか)
※積雪の無い木道等では、刃で木道に傷が出来てしまいます。状況に応じた着脱をお願いします。