日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2025.04.10
光徳~戦場ヶ原北側~泉門池 歩道状況

今回は、光徳~戦場ヶ原北側~泉門池(赤線部)まで歩いてきました。

※泉門池より先の様子は「湯滝~戦場ヶ原~赤沼 歩道状況(4/10)」でご覧いただけます。

 

まず、光徳駐車場から光徳沼にかけては約20センチの圧雪が残っています。ここは踏み固められていたので沈まず歩けました。

(↑光徳駐車場~光徳沼間)

(↑光徳沼)

(↑光徳沼すぐ近くの橋)

 

橋を渡ると、逆川を左手に見ながら森の中を歩くことになります。橋から道路に出るまでの森の中の道は7割ほど雪は融けていますが、雪が残っている所では足首まで沈みます。普通のスニーカーだと靴の中に雪が入ってしまうでしょう。

 

ごく一部ですが、雪の塊の表面がつるつるになっている箇所も。このコースは道幅が狭いので足を滑らせて川側へ落ちないようお気を付けください。

 

森が終わり、道路を横断し戦場ヶ原北側へ進みます。

 

足元にはある樹木の花がたくさん落ちていました。

ハンノキの仲間の花です。触ってみると黄色い花粉をたくさん出していました!奥日光では木々の葉が開くのはまだまだ先。風景も少し寂しいですが、「葉がないから花もない」というわけではありませんよ!ハンノキの仲間のように葉よりも先に花をつけ早春に咲く植物たちが子孫を残そうと頑張っています。皆さんもぜひ探してみてくださいね!

 

戦場ヶ原(北側)展望デッキにに到着!湿原部の雪はほとんど解けていますね!

 

展望デッキを通り過ぎ、小田代橋方面へ行くと針葉樹の林が出てきます。ここは日陰になるのですこし雪が残っていました。

 

光徳から歩いて約1時間、泉門池に到着しました。

(↑泉門池)

現在の状況では、チェーンスパイクはもう必要ありません。スニーカーでも行けるのですが、足首より上まである防水の靴などが望ましいと思います。また、融けかけの雪の塊も意外と滑りやすいので足元には十分お気をつけください。