日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2013.09.22
台風後の落し物

今回は中禅寺湖遊歩道~中禅寺湖北岸~千手ヶ浜周辺を歩いてきました。

秋晴れの中、湖畔沿いを歩くのはとても気持ちが良いです。

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ヤマブドウの実も色づきだしました。葉だけではなく実の色づきでも秋を感じる事が出来ます。

この日は快晴でしたが、9/20の(こ)のブログでも紹介していましたが、此方のコースでも先週の台風18号の影響で木の下には沢山「落し物」がありました。

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ハリギリ。葉はカエデに似ていますが、タラノキの仲間です。

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キハダ。木の内側の肌(内皮)が黄色という所から名前がつきました。実がつぶれて周囲は山椒の香りがたちこめていました。

他にも色んな種類の草木が落ちていましたが、いくつになっても、どんぐりがあると立ち止まってしまうのは私だけでしょうか?

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ミズナラのどんぐりです。ベレー帽をかぶっているみたいで可愛らしいです。大きかったり、小さかったり、太ってたり、痩せていたり、同じ種類でもそれぞれに個性があって面白いです。このどんぐりは帽子のかぶり方が個性的です。

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普段高い位置にあって、なかなか観察できない植物も、近くで見て、実際触る事が出来るのは、台風の後ならではです。自然の力に圧倒された後は「落し物探し」してはいかがでしょうか?

ただ、やはり枝が木にかかっていたり、足場が悪くなっていたりと危険もあります。頭上や足元に気を付けながら散策をお楽しみください。(岩)