4月8日に新人情報収集研修として赤沼から戦場ヶ原を通り、湯滝に向かうハイキングコースに行ってまいりました。
赤沼の入口周辺は雪が凍結している場所と溶けてぬかるんでいる場所が混在しており、大変足元が悪い状況でした。
戦場ヶ原に入ると木道は雪が残っており、たいへん滑りやすくなっているので登山靴など滑りにくい靴でお越しください。
木道を進んでいくと様々な生き物との出会いがありましたが今回は雪の残る早春ならではのものを紹介します。
まずはイヌコリヤナギです。
可愛らしいふわふわの花芽を出して寒さに耐えていました。
泉門池を通り過ぎるとまだまだ深い雪が残っていました。
深い所では膝下まで埋まる程の積雪でチェーンスパイクやスパッツ無しでは歩くのが困難な状況でした。(福)
注意しながら目指す湯滝へと足を進めていきました。道中ではミソサザイが盛んにさえずっており癒されました。そして足元に面白い虫を発見しました。
こちらはヒメツチハンミョウです。とてもきれいな色をしていますが...実はこのヒメツチハンミョウは刺激を与えると関節から猛毒を出すのです。毒に触れてしまうとやけどをしたような水疱ができてしまうので要注意!!
そうこうしていると、
ドーーンッ!湯滝に到着です。この日はとても天気が良く青空に映える美しい湯滝を見ることができました。
湯滝の傍には根元の折れたオオヤマザクラがありました。
本来咲くはずだったのになぁ、と悲しい気持ちになっていましたが、折れた幹の先をよく見ると蕾が膨らんでいて感激しました!
帰り際にはウグイスのさえずりが聞こえてきて、奥日光に春が近づいていることを感じました。これからの季節ごとの違った戦場ヶ原を見られるのが楽しみです!(鈴)