奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
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今朝の天気は晴れ、気温は4℃。(8:00時点)※下記の情報は3月7日(火)時点のものです。
今回は戦場ヶ原を、赤沼から泉門池まででバードウォッチングをしながら往復してきました!
取材日はとっても穏やかな日だったので、寒さに震えることなく、じっくり楽しめました!
まず初めに姿を現したのは…
翼に見られる青の差し色が美しい「カケス」
木の根元に降りたり、枝に上ったり、なんだか忙しそうにしていました。
カケスをしばらく観察していると、頭上を何かの群れが通り過ぎていきました。
向かった先へ目を向けてみると…
「ヒレンジャク・キレンジャク」の群れでした。
残念ながらこのときは木道から離れた木にとまっていたので、もっと近くで見られるチャンスを狙いながら先へ進みます。
展望デッキの先にある針葉樹の林の中に入ると、様々な野鳥たちの響かせる音がたくさん聴こえてきました。
その中でも一番特徴的で、かわいらしい口笛のような声が…
度々このブログにも登場している「ウソ」です。
オレンジ色のよだれかけのような模様と、まんまるとした体が愛らしくってたまりません!
枝から枝へ飛び移る姿は何時間でも見ていられます。
泉門池で一休みをして、来た道を戻ります。
同じコースを往復するのも、行きに通った時と比べてより良い出会いや違った発見があってお勧めですよ!
帰り道に「ヒレンジャク」を超近距離で観察することができました!
残念ながらカメラに顔を向けてくれることなく飛び去ってしまったのですが、手を伸ばせば撫でられちゃうんじゃないかというほどの距離で観察できたのは初めてだったので、大興奮の一瞬でした。
ご紹介した種類もふくめ、今回は10種類以上もの野鳥たちと出会うことができました。
雪の残る戦場ヶ原では、湿原部に三脚を立ててしまったり、誤って立ち入ってしまったりすることがあります。
また狭い木道の上に三脚などを立てて、道をふさいでしまわない様にするのにも注意です!
ルールとマナーを正しく守って、楽しく・安全に、バードウォッチングをしましょう!(輪)
今回歩いたコースはこちら!(水色の部分)
木道上の雪は日陰などでまだ残ってはいますが、大部分で溶け木道が露出しているところがほとんどでした。
それでも溶けた雪の再凍結などでつるつる滑るところもございます。
チェーンスパイクなどのすべり止めがあると安心です。(※雪がないところでは、ちょっと大変ですが外して歩きましょう!)
★★★動画情報★★★
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★★★イベント情報★★★
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