奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。
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今朝の博物館周辺の天気は曇り、気温は15℃です。(8:00時点)
※下記の情報は9月25日(水)時点のものです。
今回は光徳沼へ行ってきました。光徳駐車場から歩いて5分ほどでアクセスできる場所です。(赤マーカー部)
今の時期、光徳沼では木々の紅葉に先駆けて草や低木が色づく草紅葉を楽しむことができます。
小田代原や戦場ヶ原に比べるとマイナーかつ、規模が小さくなりますが、また違った魅力がたっぷり詰まっているんですよ!
光徳沼は三岳の山裾に位置しており周囲を深い森に囲まれた湿原です。
そのため今の時期には赤褐色の秋色に染まった湿原と青々とした森のコントラストが美しい景色を楽しむことができます。
さらに、光徳沼の周囲は歩道となっていて、少し歩いて視点を変えるだけで様々な表情に変化します。
ぜひ、お気に入りのポイントを見つけてくださいね。
そんな光徳沼の草紅葉を楽しんでいると、思わぬ出会いがありました。
湿原の中心で何やら茶色の小鳥が5,6羽で飛び回っていることに気が付きました。
正体は冬羽のノビタキ。
ノビタキのオスは夏羽と冬羽で色が大きく変わります。奥日光では白黒の夏羽を見かけますが、今回は冬羽に衣替えした姿を見ることができました。
↓冬羽のオス
↓夏羽のオス(過去写真)
加えて、ノビタキは繁殖期以外では一羽で過ごしていますが、渡りの時期になると小さな群れを作ります。
今回、普段見かけない光徳沼に小さな群れで姿を現したということは、南へ渡るための準備が始まったのかもしれませんね。
私は光徳沼で出会うのは初めてだったので渡りの時期ならではの幸運な出会いでした!
本格的な紅葉の始まりにはまだ早い季節ですが、光徳沼周辺はすでに秋の魅力で満ち溢れています。ぜひ、今だからこその光景、出会いを求めて足を運んでみてはいかがですか?(福)
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日光自然博物館では現在、秋の企画展「第33回 山からのたより」を開催しています。
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皆様のご参加、お待ちしております!